2010年05月22日

夫余系騎馬民族とヘブライ人「スサノオ」の部族と天皇家の秘密

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「辰」の意味が「ふるう」であるなら、辰王こそが「初代フル=沸流」だった可能性を指摘したが、真相は更に奥深い。
辰王の故郷である高句麗の初代の王「朱蒙」は、スキタイ族の一派である夫余族(扶余族)の出身である。
その夫余族の始祖の名前を「解夫婁」といい、古代朝鮮語で「ヘブル」と読む。
日本では「ヘブライ」と言うが、これは中国の漢字で「希伯来」と表記したものが、日本語に翻訳された時に「ヘブライ」と誤訳された名残らしい。
しかも、イスラエル人には「フル」という名前は普通に存在するらしく、『旧約聖書』でもユダ族の「フル」という人物が、アロンと共にモーゼに仕えている。

「解夫婁――ヘブル」「布流――沸流――フル」

夫余系騎馬民族は、ヘブル人だった可能性が高いのだ。
シュメールのウル(牛の意)から出発したアブラハム族(ヘブル人)は、「牡牛族」と呼べる民族である。
そして、アブラハムの子孫を「ヘブル人」というが、アブラハム、イサク、ヤコブ(イスラエル)は、王朝系譜が繋がらない別々の部族で、ヘブル人とイスラエル人は異なる民族だという水上説を紹介した。
では、夫余族はヘブル人であって、イスラエル民族ではなかったのだろうか。

ヘブル人はイスラエル民族と共にいた。
また、イスラエル民族の兄弟であるエドム人も、イスラエル民族と共に生活していた。
ヘブル人やエドム人は、イスラエル人に溶け込んでいた可能性は十分考えられる。
「出エジプト記」に於いては、イスラエル民族を指して「ヘブル人」と呼んでいる。
ヘブル人とは、アブラハムの子孫の総称だと言っても良いのではないだろうか。

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ヘブルは「移動する民」の意で、要は遊牧民である。
木村鷹太郎氏は、「ダビデ」の語音は「旅人→ダビト」だとしている。
という事で、ここでは「ヘブル人=イスラエル人」と仮定して、話を進めていきたい。
ユダ族のダビデは、イスラエル民族の王である。
ダビデ王・ソロモン王を産み出した「ユダ族」は、イスラエル12支族の王家であった。

『旧約聖書』は、ユダ族とヒッタイト人との深い繋がりを強調している。
ヒッタイト人は、世界最古の製鉄民族にして騎馬民族。
アリオンは、スサノオを生んだ出雲族は、鉄鉱民にして、王位継承の証を保持していたと伝えている。
日本の天皇は「万世一系」だと言われているが、聖書で神は「ソロモンの家系を永遠に保つ」と約束している。
ちなみに、紀元前5世紀〜紀元10世紀にかけて、現在のエチオピア辺りの地域で繁栄したアクスム王国の王は、「王の王」と呼ばれ、ソロモン王とシバ女王の後継を名乗っていた。

ユダヤ人を含むイスラエル民族が、世界各地に離散している以上、可能性は無きにしも非ずだが、話を戻そう。
つまり、 「夫余族=出雲族」は、ユダ族だった可能性がある。
勿論、ユダ族に限定する必要はなく、ユダ族とベニヤミン族で構成される「イスラエル2支族」のユダヤ人だと言えるだろう。
ユダヤ人は、龍をサタンと見なしていた。
八岐大蛇を退治したスサノオは、正に「ユダヤ人=イスラエル2支族」の王の後裔だったのではないだろうか。
だが、出雲族である辰王の「辰」には「龍」の意味がある。
また、高天原から追放されたスサノオは、堕天使ルシファー(龍)でもある。

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大本から分かれて「皇道赤心会」を結成した泉田瑞顕氏は、著書「出口王仁三郎の大警告」の中で、次のように述べている。

「昔の中国北東地域に存在したと言われる扶余族が、勢力を拡大して高句麗を建国し、その一派が朝鮮半島を南下して百済を建国した。
その後さらに南進して狗邪韓国(加羅国)をつくり、その部族集団が天孫族と称して日本へ侵入して来た」


泉田説によれば、扶余族こそ「失われたイスラエル10支族」だという。
飛鳥昭雄氏など、多くの学者が「余夫系騎馬民族=イスラエル10支族」だと主張している。
古代イスラエル王国は南北に分裂し、10支族の北イスラエル王朝は「サマリア」を首都とした。
そして、黄金の子牛像を崇拝した「イスラエル10支族」から、牛頭天王「スサノオ」が生まれたとは考えられないか。
では、出雲族がイスラエル10支族だと仮定して、スサノオは何族だったのだろうか。

通説では、ガド族が「帝=天皇」になったと言われている。
尊称の御を付けて「御ガド」、又はヘブル語で「出身」を意味するミを付けて「ミ・ガド」になったのだという。
本来、ミカドはミガドと呼ばれ、現在でも、宮中への参内を「ミガドマイリ」、正月の朝賀を「ミガドオガミ」という。
また、ガド族の紋章と天皇家の「五七の桐紋」が似ている事も指摘されている。
古来、天皇は「スメラミコト」と呼ばれていた。
スメラミコトはヘブル語の「サマリアの王」だという説もある。
また、「スメラ」は古代バビロニア語の「シュメール(SUMER)」と同じ発音で、「ミコト」は「天降る者」の古代バビロニア語「ミグト(MIGUT)」が変化したものだとも考えられている。
確かに、ヘブル人はシュメールから天降った(出発した)民族である。

また、ミコトは本来、「ミガド」と呼ばれていたという説がある。
そうすると、スメラミコトは「スメラミガド」となり、「シュメール出身のガド族」という意味にもとれる。
何故、古代バビロニア語なのか。
朱蒙が建国したとされる高句麗の原住民「倭人=カリエン人」が、古代バビロニア人の末裔だからに他ならない。

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『旧約聖書』では、ヤコブ(イスラエル)が12人の息子を集め、各支族の未来を予言しているが、「ガド族」についてはこのように述べている。

「ガドには侵略者が迫る。しかし彼はかえって敵のかかとに迫るであろう」
(「創世記」第49章)

また、モーゼは次のように予言している。

「ガドを大きくする者は、ほむべきかな。
ガドは獅子のように伏し、腕や頭の頂きをかき裂くであろう。
彼は初穂の地を自分のために選んだ。
そこには将軍の分も取り置かれていた。
彼は民のかしらたちと共にきて、イスラエルと共に主の正義と審判とを行なった」


この予言は、出雲族の日向国侵攻に通じるものがある。
アリオンによると、先に日本列島に到着し、既に強大な国を建設しつつあった日向族は、出雲族との協力を拒み、出雲族が保持する皇位継承の証「十種神宝」の引き渡しを要求してきた。
そこで、出雲族の族長であったフツは、息子スサノオ、スサノオの第5子であるトシ(後のニギハヤヒ)らを伴って、九州に住む日向族の制覇に乗り出した。

これは、高天原に攻め入った「スサノオ」であり、邪馬台国を侵攻した狗那国王「卑弥弓呼」や、日向政権を倒した「崇神天皇」とも符合する。
ただ、この時の出雲族の族長がフツとなっているので、ここでは「卑弥弓呼=崇神天皇=フツ」という事になるが、スサノオとアマテラスの誓約がストーリーの核心部なので、出雲族の主役は「スサノオ」と見るべきだろう。

『卑弥弓呼=崇神天皇=スサノオ』

また、皇室の「三種の神器」のルーツがインドである話をしたが、元はやはり「ユダヤの三種の神器」だと思われる。
ユダヤの三種の神器は、2支族のユダ族の王に継承されるもので、また、日向族の象徴は「三」である。
出雲族が保持していた「十種神宝」は、2支族とは無縁のもので、10支族を象徴して「十種神宝」となっていたのかも知れない。
そして、ガド族の祖「ガド」の息子に「ツェフォン」がいるが、日ユ同祖論者の小谷部全一郎氏によると、ツェフォンはヘブル語の発音では「ニッポン」に近いという。

ここで1つの仮説が成立する。

「出雲族=イスラエル10支族」
「日向族=イスラエル2支族=ユダヤ人」
「ガド族の王=初代天皇=神武天皇=スサノオ」
posted by 夢蛇鬼 at 10:36| Comment(8) | 伝説の世界天皇と王位争奪戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スメラミコト・・・

ヘブル語では「サマリアの王」
古代バビロニア語のシュメールミグト「シュメールから天降った者」
あるいは、スメラミガド「シュメール出身のガド族」

なぜ古代バビロニア語なのか・・・
朱蒙が建国したとされる高句麗の原住民「倭人=カリエン人」が古代バビロニア人の末裔だからに他ならない。

ユダヤの三種の神器はユダ族の王に継承されるもの・・・
出雲が保持する皇位継承の証し「十種神宝」は二支族とは無縁のもの・・・

すごい複雑ですね^^;
これらを統合、1本化した不比等が偉大に思えます。

十種神宝が天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさみづのかんだから)なのですよね・・・
Posted by オクト at 2010年05月22日 21:28
これは不思議なことではありません。
イスラエル民族もシュメール〜バビロニア出身だからです。
その証拠に、バビロニアに、出雲族と日向族の象徴である三日月と八光星のリレーフが残っています。
不比等…我々の反対勢力ですが、偉人には違いありませんね^^;
Posted by 夢蛇鬼 at 2010年05月22日 23:44
自叙伝に気を取られている間にひそかに開始されていたこのブログですが、卒論ほどの意欲で取り組まれているのではないですか。
浅田彰を思わせるものがありますね。

気が遠くなるほどの使命でしたが、閣下が果たしてくれているので、わたしは理解するだけでいいのでしょうが難解です。
記事から何かの匂いや音楽を感じることはできるのですが未確定です。

夕べ閣下の職業がアクシック修復活動家に変わっているのに気づいて、いつもながら閣下のセンスにほほえましく感じていたのですが、今朝、それこそがこの局面を捉えるキーワードだと思いました。

たしか以前、神仙組Vは善悪統合として開始すると書かれていましたね。
善悪を認識界と地上界、正宇宙と反宇宙として仮定すると、その両者が一致したとき無限のエネルギーが取り出せるとします。
たとえ地上がサタンの支配下にあっても、認識界は神の世界でなければならないので、歴史的には善悪は統合されてこなかった。

認識界の善を温存させたまま地上の歴史を歩ませるためには偽のアカシックを創出する必要があった。
それはオコツトがいう「シリウスからの関与を排除するためにスマルが作り出す防御シールド=プレアデス的統制」というものと同意です。
閣下によって認識界の認識を地上界に降ろすこと(アカシック修正)は、意識=物質の方程式を完成させることであり、ブレジンスキーのいう「簿記システム」なのでしょう。
この手法以外に存在しない気がします。
それがわたしたちの使命なのでしょう。
神仙組Uの再掲です。

「自然科学は自然エネルギーを支配し、経済学は資源を、社会エネルギーを支配する。このふたつは簿記システムすなわち数学である。一般人を簿記の操作方法に無知なままにさせておけば簿記を駆使する者は王者となることができる。全ての科学は究極の目的に達するための手段に他ならない。手段とは知識であり、究極の目的は支配である。残る問題は『誰が利益を享受するか』である。」
Posted by オクト at 2010年05月23日 08:45
この種の議論は、まず、日本に原住民の国家(的)が存在していた、そこを根本に立てて議論をすすめなければならない。
後に渡来した民族が交じり合い、原始国家日本の歴史に交わり、今までの歴史を神代にして、新たな歴史を構築した。その新たに構築した歴史の話がこの種の議論である。たかが2000年〜3000年前の最近の話である。縄文は1万5千年〜2万年続いている事実をまず正確にしることではないだろうか。元々のありし原始国家日本を探ると、はるか人類の発生までにたどり着く。むしろそちらの方を探り議論する方が面白い面もある。神武以前の日本を正確に真実を探ると非常に面白く、またそれがわかった上で、このような議論を展開するとさらに意味合いが深まる。
Posted by ヨシュア at 2011年04月30日 02:24
もちろんです。
わたしも日本にそのような原初性が存在していたと考えております。
ブログ主である閣下もそう書いてると思いますが・・・。

人為的に誘導された歴史の解明を試みることによって、封印されたものに迫ることが急務だと考えています。
歴史の構築の手法が簿記的なカバラによっていると感じるので、その観点から振り返ってみることで、日本人にかけられた洗脳から解放されるのではないかという期待です。

わたしは、簿記的カバラ的世界観は悪だという気がしています。
それが成り立たなくなった時に原初性に復帰できる気がしています。
議論よりも前進しているかどうかだけが重要だと感じますが。
Posted by オクト at 2011年05月02日 15:05
悪の使者は、正義の味方ではない。
だから正義面する者を潰して行く。
天照はニギハヤヒ。ニギハヤヒに弟はない。
天照は男神。
女神の天照は卑弥呼。卑弥呼には弟が居る。

スサノオ・・・。
Posted by 金鷹 at 2011年08月21日 23:50
オクトさん、ヨシュアさん、返信遅くなりましたが、コメント有り難う御座います。

金鷹さん、こんばんは。
神話ではアマテラスの弟がスサノオですが、アマテラス(日向族)とスサノオ(出雲族)は夫婦だったという歴史もあるようです。
これは、アリオンの話と、カジキ氏の歴史言語学の解釈で、一つの筋の通った仮説となっています。

アマテラスの義弟たちの子孫の中にもスサノオ神話と符合する人物はいます。
金鷹さんがいつもおっしゃるアジスキタカヒコネです。
これも歴史の大きなトリックの1つではないでしょうか?
しかし、このスサノオのような人物(アジシキ)は、物部ではありません。
それが間違いない根拠は、彼らこそ「出雲・物部」を封印した張本人だからです・・・。
Posted by 夢蛇鬼 at 2011年09月17日 22:10
はじめまして。
全てではないのですが記事拝見させていただきました。
信じてもらえるかわかりませんが、わたしは今スサノオを名乗るものと会話をしている状態です。
声が聞こえるわけではなく、合図を決めて質問を答えてもらってるような形なのですが、わたしのことをアマテラスだと言っており、アマテラスとスサノオは夫婦で、アマテラスは卑弥呼、いろんな人がアマテラスでありいろんな人がスサノオだと言っていて(正確に言うと「違うけどそう」って言う言い方をされます)
(例)「現人神?」→「違うけどそう」 「降りてる?」→「違うけどそう」 「分霊?」→「そう。違うけどそう」
わたしは言ってる意味がわからなく、嘘をたくさんつく人?神?なんだなと思っていました。
たまにお尻の穴に小さな丸いもの(尻子玉??」が入っている感じがしてたので「これにも意味があるの?」と聞いたら「意味がある」と言われたので「お尻神」で検索して「オオゲツヒメ」を知り、「オオゲツヒメ」で検索してここに辿り着いて、今まで何で検索してもここまでわたしのところにいるスサノオの言っていることと合致している記事を見たことが無かったので驚愕しています。
スサノオさん曰く、間違っている部分もあるようなのですが、わたしはスサノオさんの言ってたことが嘘ではないようだということにすごくビックリしています。
ただ、親子や家族、時系列的に同時に存在しているはずの人が同一神だとゆうことがわたしにはまだどうゆうことなのか理解できてなくて、それを教えていただけたらと思い、コメントさせていただきました。
一時的に誰かに入ってメッセージをしゃべらせたり、行動することはできるようなので、そうゆうことなのかな?とも思うんですけど、もっとハッキリ知りたいんです。
記載したメールアドレスにメールをいただけるととてもありがたいです。
ご検討よろしくお願いします。
Posted by 分霊 at 2017年08月06日 20:32
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