2010年04月15日

卑弥呼(ヤマタノオロチ)を倒した狗奴国男王「卑弥弓呼」の正体

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スサノオは朝鮮系で、大陸から渡来した人物というのが定説となっている。
もっとに言えば、モンゴル系騎馬民族である。
前にも述べたが、私の仮説では、モンゴル平原を席巻していたヒッタイト系ユダヤ人のスキタイが、パミール高原を越えてインド亜大陸に移動した部族である。
長らくアリオン説を検証してきた通り、出雲族はパミール高原からインドを経由し、海路を辿って古代日本列島に上陸した部族だった。

加治木氏も「黄金の女王・卑弥呼」の中で、次のように述べている。

――こうして古代日本、ことに鹿児島へ、インドからきた人たちがあったことが確実になってくると、それはいつごろで、誰がやってきたのか、知りたくなる。
それを知る、なにか役立つ証拠か記録があるだろうか?
ある!やってきたのは、最初に見ていただいた「ソナカ」という名をもった人物である。
彼はヒメゴソの夫だった。
多くの別名をもっていたが、それは神功皇后夫妻と同じ名乗りが、言語の違いや当て字の変化で生まれたもので、すなわち、『記・紀』に仲哀天皇として記録されているその人こそ、そのインドからきた可能性のいちばん高い人物だったのである。
しかし彼がインドからきたということを知るためには、まず卑弥呼の「鬼道」をもっと考えてみなければならない――


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卑弥呼の「鬼道」が、シンドゥ教(ヒンドゥー教)の破壊神「シヴァ信仰」だったことを思い出して頂きたい。
だが、シンドゥ教の最高神は創造神「ビシュヌ」である。
そして、『古事記』の冒頭に登場する原初の神が「天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」である。
加治木氏の言語解釈によれば、「御中主=ミチュウヌシ」で、沖縄語では「ミはビ」に変わり、「ミチュウヌシ」が「ビチュヌシ」と発音されるという。

最後の「シ」は助詞の「……の」で、「之」と当て字すると「シ」という漢字音になり、沖縄では「チ」と発音して「津」と書き、それを古事記の速記者が「シ」と翻訳し、本体の名前と混合して「主」という漢字を当てたという。

「天御中主神=ビシュヌ之神」

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ビシュヌは、「アナンタ」という「七マタの大蛇」を連れている。
7つの頭を持つ大蛇(竜)といえば、『ヨハネの黙示録』に登場するサタン「ルシファー」の姿である。
そして、アナンタ(ルシファー)の頭にビシュヌ自身の頭の加えると「八つ頭」となる。
そう、「ヤマタノオロチ」である。

スサノオは姉のアマテラスと戦い、アマテラスは岩戸に隠れた(古墳に葬られた)。
それとは別に、加治木氏によると、「八俣大蛇」は「八俣=ヤマタ=八幡(ヤバタ)=邪馬臺」「大=ウ」「蛇=チ」=「内・宇治」で、 「卑弥呼」のことだと断言している。
ヤマタノオロチを退治したのも「スサノオ」である。
では、スサノオが卑弥呼を退治したのだろうか。

『魏志倭人伝』には、卑弥呼は、狗奴国(クナコク)の男王「卑弥弓呼(ヒミココ)」と戦争して死去したと記されている。
だとすれば、卑弥弓呼が「スサノオ」という事になる。
狗奴国の位置にも諸説あるが、肥後国菊池郡・球磨郡と考える論者も多い。
加治木もまた、熊本県球磨郡と鹿児島県境にある九七峠(クナトウゲ)を「狗奴国」だとしている。
つまり、加治木説では、「鹿児島=邪馬台国」「熊本=狗奴国」という事になる。

では、本当に狗奴国王の卑弥弓呼は、卑弥呼を殺したのだろうか。
『日本書紀』では、卑弥弓呼に当たる「天稚彦」は下照姫(卑弥呼)を娶って国を治めている。
この大きな食い違いをどう解釈すれば良いのか……。

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アリオンの預言者・北川氏の話を思い出してもらいたい。

「出雲族の強大な勢いに恐れをなしたイザナギとイザナミは、娘のアマテラスをスサノオの妻として差し出すことによって衝突の回避をはかり、二部族間の同盟を申し出た」

加治木氏は次のように述べている。

「スサノオが退治したのは天照大神であったのだから『神』本人である。
とすれば、ビシュヌウ+アナンタでないと、いけないはずである。
即ち、スサノオ=狗奴国男王は、卑弥呼の宗教(祭政一致だから政府まで)を滅ぼしたということなのである」


つまり、スサノオは日向族の邪馬台国を壊滅させ、族長の娘の卑弥呼(神功皇后)を后として、「仲哀天皇」になったのだ。

『ソナカ=天日矛=天稚彦=卑弥弓呼=仲哀天皇=スサノオ』

だが、ここで新たなミステリーが浮上する事になる。
posted by 夢蛇鬼 at 15:46| Comment(0) | スサノオの正体と天皇家の関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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