2010年04月12日

2人の「スサノオ」の謎

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『記紀』によれば、イザナギとイザナミの間に生まれたのが「アマテラス」「ツキヨミ」「スサノオ」で、弟のスサノオの乱暴が原因で、姉のアマテラスが岩戸に隠れてしまい、下界に追放されたスサノオがヤマタノオロチを退治した。
勿論、このストーリーの原型は神界での出来事(神話)だが、それが人間界に投影されて同様の出来事が起こり、古代日本の史実が重ね合わされている。

これを史実として検証する時、日向族のイザナギとイザナミの子「アマテラス」の弟に「スサノオ」という人物が存在したことになる。
ところが現実は、スサノオは出雲族であり、アマテラスの夫であった。
この根本的な相違はどうしたものか……。

アマテラス(卑弥呼)は、弟のスサノオと婚姻したのだろうか。
古事記の記録によれば、天皇家の婚姻45件中の22件が三親等以内の近親結婚で、その内11件は兄妹・姉弟の結婚だという……。

『日月神示』には次のように記されている。

「天の天照皇大神様は更なり、天の大神様、地の天照大神様、
天照皇大神様、月の神様、特に篤く祀り呉れよ、
素戔嗚の大神様も篤く祀りて呉れよ」

「天にも天照皇大神様、天照大神様あるように、
地にも、天照皇大神様、天照大神様あるのざぞ。
地にも月読の大神様隠れて御座るのぞ」

「地にも天照大神様、月読大神様、須佐鳴之大神様あるのざぞ」


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どうやら「天照大神」と「天照皇大神」は別物で、更にそれぞれが天と地(陰と陽)に2柱あり、スサノオにも「須佐鳴」と「素戔嗚」の2柱存在しているようだ。
既に述べてきた通り「アマテラス」や「スサノオ」が個人名ではなく肩書きだとすると、これらの神名は代々継承されてきた可能性が高い。
だとすれば、「スサノオ」と呼ばれる人物が無数に存在しても不思議ではない。

更に、血統関係なく、「スサノオ」の分霊を受肉した現人神や、「スサノオ」を守護神に持つ人も「スサノオ」と呼べるだろう。
近代に於いては「出口王仁三郎」がそうであるし、現代でも「スサノオ」と呼ぶべき人物が多数存在するかも知れない。

また、陰陽2種類存在すれば、同じ時代に同じ神名を名乗る人物が複数出現してもおかしくはない。
つまり、アマテラスの弟も夫も「スサノオ」と呼ばれる人物だった可能性が高い。
少なくとも、アマテラス(卑弥呼)の弟が夫になった訳ではないようだ。

アリオンによると、アマテラス(卑弥呼)には義弟がいたことになっているが、それが「アマテラスの弟のスサノオ」だとすると、話が複雑極まりない。

だが、アマテラスは「卑弥呼」だけではない。
二代目・卑弥呼である「壹与」も「アマテラス」であり、ニニギに天孫降臨を命じたニニギの祖母も「アマテラス」である。
彼女らの弟に「スサノオ」と呼ばれる人物が存在した可能性も否めない。

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鹿児島神宮の古文書『正八幡の縁起』を思い出してほしい。
陳大王の姫のオオヒルメ(大比留女)が7歳で処女懐妊し、八幡王子を出産した。
王たちはこの幼い母子を船に乗せ、祈りながら海に送り出し、鹿児島の大隅に漂着した。
このオオヒルメが「卑弥呼」である事は間違いないが、処女懐妊はともかく、子の名が「八幡」というのは神功皇后と一致している。

また「八幡」が、海に流された「ヒルコ」の物語と一致し、事実、鹿児島神宮の主祭神は「ヒルコノミコト」となっている。
既に見てきた通り、陳大王の「陳(チン)」は沖縄語の「天(チン)」であり、 「チン大王=チンカ=仲哀天皇=スサノオ」である可能性は極めて高い。

また、八幡の「八」は「出雲族」及び「スサノオ」を象徴する数字で、スサノオ(仲哀天皇)とアマテラス(卑弥呼)の間に生まれた八幡も「スサノオ」と呼ばれた可能性もある。
海に流されたヒルコ(八幡)は、高天原から追放された「スサノオ」と似ている。

また、アマテラスとツキヨミが天上に送られたのに対して、スサノオは「大海原」を統治するよう命じられ、どことなく「八幡」と共通する。
『記紀』 では、イザナギの子のオオヒルメ(アマテラス)が弟のスサノオと一緒に流され、その後、弟のスサノオと戦って、天の岩戸に隠れている。

この話を重ね合わせると、「陳大王=イザナギ」「八幡=スサノオ」という事になる。
そして、「八=ハチ=ハティ=ヒッタイト」「幡=ハタ=ハティ=ヒッタイト」で、「八幡=鍛冶の祖・ヒッタイト=鍛冶神スサノオ」という解釈も出来るのだが……。

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加治木氏は『黄金の女王・卑弥呼』の中で、次のように述べている。

――あらゆる角度から「八幡」の語源を検討して、一致点のないものを消去していくと、あとに残るのはインド・サンスクリット語の「ヤヴァーナ」だけになる。
これは「ギリシャ人」という意味である。
しかしまだこれでも、三世紀の日本にギリシャ人がいたとは信じられない人のために、『魏志東夷伝』に記録されている、高句麗よりさらに東北にあって大海(日本海)に面した国「悒婁=ユーロー」をご紹介しよう。
そこは今のロシア沿海州なので「劇寒」なのに、夏は裸、冬はイノシンの脂を体に塗って、毛皮を着る、と書いてある。
この国名でわかるとおり彼らは「ユーロピアン」であり、裸が日常だったのは、土器に描かれた風俗で証明されるギリシャ人独特のスタイルなのである。
そして当時「ユーローパ」と呼ばれた地域は、地中海東岸にあったフェニキアから見て西の海の彼方の国のことだったのである――


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超能力者・発明家として有名だった、故・政木和三工学博士は著書『驚異の超科学が実証された』(廣済堂)の中で、八幡大菩薩から受けた啓示を公表しているので紹介したい。

――「われは、八幡大菩薩である。
汝は永年にわたり、陰徳を積みたるがゆえに、
汝の寿命を延ばし、汝に大いなる力を授く。
汝の守護神となる。
汝につくまでは、神功皇后の子供の守護神であった」
その最初の10分間はインドの言語でしたが、
そのあとは日本語に変わっていきました。
そのときは陰徳の意味がわかりませんでしたが、
かずかずの発明をしておきながら、自分には一円の収入もなく、
多くの人々に喜びを与えたことを示すものであったことを、
のちに知らされたのです――


神功皇后の子供(八幡)の守護神の名が「八幡大菩薩」だったという。
その啓示の最初の10分間はインドの言語だったという事だが、加治木氏が「八幡」の語源がサンスクリット語の「ヤヴァーナ」だとしている点は興味深い。
「八幡」の守護神だった「八幡大菩薩」は、「八幡」の祖霊のインド人だったと考えて良いだろう。
一般的に「われ、○○の神なり」と主張する霊は低級霊だと言われているが、この場合はそうではないと思われる。

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『日月神示』には次のように示されている。

「高度の神名を名乗ったりするものは必ず下級霊であるぞ、
インチキ霊であるぞ、インチキ霊にかかるなよ、
たとえ神の言葉でも尚サニワせよと申してあろう」

「われは天照太神なり、などと名乗る霊にロクなものないぞ、
大言壮語する人民はマユツバもの」

「霊覚者や行者には奇跡的なことや非常識な行動をする者がよくあるぞ、
一般の人民はそれにだまさかされることがよくあるぞ、
何れも、下級霊のしわざであるぞ、正神に奇跡はない、
奇跡ないことが大きな奇跡であるぞ、奇跡するものは滅びる。
高級霊は態度が立派であるぞ、わかりたか」


サニワ(審神者)とは、神霊の次元や性質を審査する人の事だが、政木氏はフーチパターンという、磁石の振り子で人間性(人間に付着している生命体)を測定する器具を発明している。

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また、政木氏が起こした数々の超常現象に対して、政木氏は次のような啓示を受けている。

――真珠が出ようと、仏像が出ようと、
一般の人々には、何の幸せも与えない。
汝があまりにも、人間性が低いが故に、
神仏の世界のたわごとを汝に示しただけである。
無から有、同じである、汝は発明によって
多くの人々に幸福を与えることになる――


次のようなエピソードも紹介されている。

――私の初孫は、私が七一歳のときにできました。遅い孫です。
その孫がようやくしゃべりだしたときの言葉は、なんと
「私はスサノオノ、ミコトである」でした。
それから数日後に、出雲大社から電話をいただきました。
「奥の扉を開いて久しぶりに大国主様の像を拝みました。
政木先生のお顔そっくりです。
大国主様のお父様は、スサノオノ、ミコトです」と。
孫のいった言葉と思い合わせて、びっくりしました。
昭和六二年(一九八七年)二月に空中から発生した大黒像の顔が、
私の顔とよく似ていたのですが、その大黒様が、
出雲大社にある大国主命の像と同じだということなのです。
私の孫は、前世では私の父であるのです。
三歳の頃から、空を指差して「UFOがいる」とよくいっていました。
また「何々の神が来た」ともいっておりました――


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但し、政木氏が実際に「大国主命」の生まれ変わりで、政木氏の孫が「スサノオ」の生まれ変わりかと言えばそうではなく、転生という現象は一般通念とは大きく異なる。
転生の謎については別の機会に発表する予定だが、 「スサノオ」と呼ばれる魂の分霊が政木氏の孫に神憑ったのだとしたら、政木氏の孫も「スサノオ」と呼ぶべき人物であることになる。

さて、重要なことは、アリオンのいう「スサノオ」の正体を解き明かす事である。
では、再び古代にタイムスリップしよう。
posted by 夢蛇鬼 at 12:15| Comment(0) | スサノオの正体と天皇家の関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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