2010年04月04日

鬼道の正体

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加治木説で、卑弥呼をアイヌ語で読むと「ピミク」と発音することは既に紹介したが、アイヌ人は琉球民族とルーツを同じくする倭人である。
当時の中国の卑弥呼の発音「ピェ・ミャル・ゴ」は、沖縄の三母音で「フィミク」と変わり、もし3世紀の琉球民族が「フィ」を「ピ」と発音していたとしたら「ピミク」となり、そのルーツであるインドネシア系のマレー語では、「ペーメール(政府)」「ペーメーロク(保護者)」となり、卑弥呼に相応しい名前になると主張している。

では、卑弥呼の「鬼道」もインドネシアにルーツがあるのだろうか。
中国の道教系にも「鬼道」と呼ばれるものがあるが、これは卑弥呼の「鬼道」とは大きく異なり、完全に否定されている。
インドネシアの宗教はインドから伝播したものである。

古代インドの曼陀羅思想(世界地図)では、世界の中心に「スメラ山」という山が聳え、周囲に東西南北の国があり、その周りを海が囲んでいると考えられていた。
これが仏教でいう「須弥山」で、ヒマラヤがそれだと信じられていた。
的確に言えば、中央アジアの真ん中に位置する世界の屋根「パミール高原」こそ、地上のスメラ山と呼ぶに相応しいであろう。
そのパミール高原、ヒマラヤ山脈の南にあるインドこそ、世界の中心だと信じられており、古代インドの人々は自分たちの国を「ジャムブディパ(幸福な世界の中心地)」と呼んでいた。
実際の発音は「ジャムディ」と聞こえ、日本に来た魏の使いがこれを耳にして、「邪馬臺」という漢字を当てたとも言われる。

「スメラ」とは「天皇」の意だが、「ヤマタイ」の語源と共にパミール高原(高天原)からインド、インドネシアを経て、熊毛郡の伊是名島(伊勢の島)に高天原が移され、そこで卑弥呼は誕生した。
話が横道に逸れたが、卑弥呼の「鬼道」とは一体如何なるものだったのか。

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まず、中国での「神」はシュメールの月神「シン」が音写されたもので、それは古代インドにも伝わって、ヒンドゥー教の「シヴァ」のルーツにもなっていることを以前述べた。
シヴァは破壊神であり、聖書でいうサタン、ルシファーである。
聖書の神(主)は、日本では一般的にエホバと呼ばれているが、原音は「ヤーベ」に近く、近年ではヤハウェと呼ばれることが多い。

加治木説によれば、「シヴァ」の名が変化したのが「ヤーベ」だという。
「破壊神シヴァ=主ヤハウェ」
この説に異論を持つ人は多いと思うが、答えが明らかになる日は近い。

さて、加治木曰く、インドネシアのスマトラの語源も「シヴァ」で、「シがス」に変わって「バがマ」に変わり、同じくインドネシアのスンバ島も「シヴァ」が語源になっているという。
それはマレー語では「ジバ」、ジャバでは「ジャバ」となり、日本では「ヤバ」となって「邪馬台国」の語源になったらしい。
更に、鹿児島語では「バはベ」となり、邪馬台国の「邪馬」は「ヤーベ」の意だとしている。

卑弥呼とモーゼの共通点、そしてフェニキア人がインドネシアからフィリピン、日本列島にも渡来していたことから考えて、卑弥呼の「鬼道」は「ヤーベ道」であり、本質的に古代ユダヤ教と同じ性質を持っていると言える。
モーゼに十戒を授けたヤハウェ(ヤーベ)は、本質的に牛神「バアル」であった可能性が高いことも既に述べた通りで、「バアル=シヴァ」である以上、「ヤハウェ=シヴァ」という等式も成立する。
但し、「ヤハウェ=バアル」は表裏一体を意味する。

そして、死を司る破壊神「シヴァ」=牛神「バアル」は、荒らぶる神・牛頭天皇「スサノオ」でもある。
従って、鬼道の「鬼」は、霊的な意味での「スサノオ」を意味しているのだ。
しかし、元はシュメールの月神だったはずである。
しかも、卑弥呼は太陽神を崇拝する巫女だったはずである。
それはこういう事である。

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『竹内文書』によると、スサノオとツキヨミは同一人物だったという。
そしてヒッタイト帝国では、荒らぶる牛神は、太陽神としての性格も持ち併せていたことが分かっている。
加治木氏によれば、「天照大神」を沖縄語で発音すると「チンヅウ・ウガン」で、本土語にすると「シンドウ・オガミ」となり、漢字を当て嵌めると「神道・拝み」になる事を指摘している。

やはり「鬼道」は、古神道のルーツだったと言えるだろう。
スサノオは根の国(死者の国)に行った神である。
スサノオは封印された「鬼」であり、中国では死者を「鬼」と呼ぶ。
そこまで分かれば、「鬼道=古神道」のルーツを辿るのは難しいことではない。
引き続き、加治木氏の受け売りになるが、鬼道のルーツにスポットを当てることにしよう。
posted by 夢蛇鬼 at 20:52| Comment(0) | 邪馬台国と卑弥呼の真相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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